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身の切られる思い

多摩美の山 お蕎麦屋さんのすぐ上にあった 大きなヤマザクラの木

それは 家を出て山を見た時に その美しい姿を楽しませてくれていた。

特に 夕日をバックに堂々と立つ姿は たまらなかった。

それが 雪の降ったあの日 根元の方から斜めに出た太い枝が無残に折れ

「もうこの木はダメだ」と伐採されてしまった。

その大木の輪切りに切断されゴロゴロと斜面に置き去りにされた姿は まだまだ老体には見えず

なんとも哀れである。

私に才があれば その木を何かの像に彫ってあげたいのだが ・・・。

春 そして 初夏を迎えるこの頃になっても まだその寂しさは癒えないでいた。

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我が家の前斜面にある 4・5本の大きなヤマザクラの1本が横たわっているのを見つけたのは

先週の始めだった。

緑保全運動 多摩美の山トラストの会などの活動の甲斐あって

去年の11月 「多摩美特別緑地保全地区」に指定され 晴れて川崎市の緑になったばかりの斜面である。

近隣3町会で今後の保全管理を川崎市と協定しようという矢先の出来事である。

川崎市に連絡すると 月曜日に伐採業者がやってきた。

横たわった大木を除去し 今日火曜日は周りの大きな木も枝切り剪定してくれた。

木のなくなった寂しさはもちろんだが

なんだか嬉しくもあった。

川崎市の緑でなかったら こんなに早い対応はなかっただろう。

地権者に依頼するだけで 川崎市としては何もできなかったに違いないのだ。

「よかった 今は川崎市の緑で・・・・」なのである。
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2010.4.8 夜桜を楽しんだ時の写真 (左奥に見えるヤマザクラがなくなった)
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by jam909jam | 2011-06-22 01:36 | ◆多摩美の山
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