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あの頃 私は生意気だった。

東京タワーのすぐ脇の丘の上に建つ 某社団法人マーケティング・アドバタイジング・プラニング事業部を経て

フリーになり 男性週刊誌のメンズファッションページのADを務め

27歳で 原宿の外れに お店とアトリエを作った。

その頃の資料が どこかにうもれてしまい。

というか 27~32歳くらいの私の足跡は 見事に消えてしまっている。

あまり気にしていなかったが 最近になって 消えてしまった足跡がどうにも寂しい。

もう この歳になったのだから(71) そろそろちょっとまとめておきたい ・・・ という気持ちも芽生えている。

・・・ そんな最近になって たった1枚(もっと何枚もあったはずだが)見つかったもの

お店の開店案内。

薄いブルーの厚紙に コバルトブルーとグレイで刷られたもの。

大型はがきのその表に 屋号・住所・地図があって 店の写真もイラストもない。

ただただ 気持ちを書いた 文章だけの案内状。

しかし 私の気持ちが通じたのか 開店の日 入りきれないお客様が道路にあふれた。

少ないメニューの食べ物の注文に パニック。

「どうしよう?」

その時 

ごった返す人をかき分け 入ってきた男がいた。

大きな声で 「どけよ!!」

腕まくりしてカウンターにずかずか入ってきたのは 千駄ヶ谷にあったお店のマスターだった。

溜まったオーダーを黙々と作った。

その脇で ボクは 声を出して泣くしかなかった。

「食器でも洗ってろよ!!」 「お客と話でもしてろ!! 邪魔だ!」

彼がカナダに移住して ・・・ 随分になる。
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by jam909jam | 2014-02-15 19:21 | ◆独り言
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